こんにちは!熊本のトマト農家、タゾエファームです。
いつも私たちのトマトをご愛顧いただき、本当にありがとうございます。太陽の恵みをたっぷり浴て育った自慢のトマトたち、皆様の食卓でお楽しみいただけていますでしょうか?
「そのまま食べるのが一番美味しい!」というお声も多くいただき、農家としてこれ以上嬉しいことはありません。しかし、時には少しだけ手を加えて、トマトが持つ隠れた魅力を引き出してみるのも、食卓を豊かにする素敵な時間になります。
そこで今回は、私たちの自信作である「横島ミニトマト」の濃厚な味わいと、さっぱりとした後味を最大限に活かす、見た目にも涼やかなごちそうレシピをご紹介します。その名も、「横島ミニトマトとキラキラコンソメジュレのサラダ」です。

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なぜこのレシピ?横島ミニトマトの真価を引き出す一皿
私たちが育てる「横島ミニトマト」は、ただ甘いだけではありません。熊本県玉名市横島町という、かつて海だったミネラル豊富な大地で育つことで、他にない“味の濃さ”と“凝縮感”が生まれます。そして、口に残る後味は驚くほどさっぱり。この「濃いのに、さっぱり」という唯一無二の特徴を活かせないかと考え、たどり着いたのがこのレシピです。
ひんやりと冷たいコンソメのジュレが、横島ミニトマトの濃厚な甘みと旨味を優しく包み込み、口の中で一緒にとろける瞬間は、まさに至福のひととき。ジュレの塩気とトマトの酸味、そして甘みが三位一体となり、互いの良さを引き立て合います。前菜としてはもちろん、特別な日の食卓を彩る一品としても最適です。少し手間がかかるように見えますが、作ってみると意外と簡単なんですよ。
材料(2〜3人分)
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- 主役:横島ミニトマト … 15個〜20個
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- コンソメジュレ
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- 水 … 300ml
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- 固形コンソメスープの素 … 1個
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- 粉ゼラチン … 5g
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- (お好みで)白ワイン … 大さじ1
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- コンソメジュレ
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- 飾り付け
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- 生ハム … 3〜4枚
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- ベビーリーフやバジル … 適量
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- オリーブオイル … 適量
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- 粗挽き黒こしょう … 少々
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- 飾り付け
作り方
ステップ1:キラキラのコンソメジュレを作る
まず、このレシピのもう一つの主役であるコンソメジュレから準備を始めます。前日に作っておくと、当日がとても楽になりますよ。
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- 小さめの耐熱容器に粉ゼラチンと水大さじ2(分量外)を入れ、ふやかしておきます。
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- 小鍋に水300mlと固形コンソメスープの素を入れて火にかけ、コンソメをしっかりと溶かします。沸騰直前で火を止めてください。
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- 火から下ろしたコンソメスープに、ふやかしておいたゼラチンを加え、完全に溶けるまでよくかき混ぜます。お好みで白ワインを加えると、より風味豊かな大人の味わいになります。
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- 粗熱が取れたら、バットなどの平らな容器に流し入れ、冷蔵庫で3時間以上、しっかりと冷やし固めます。
ステップ2:主役の横島ミニトマトを準備する
ジュレを冷やしている間に、トマトの準備をしましょう。横島ミニトマトは皮がしっかりしていて、湯むきしやすいのも特徴です。
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- 横島ミニトマトはヘタを取り、綺麗に洗っておきます。
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- トマトの底の部分に、包丁の先で十字に浅く切り込みを入れます。こうすることで、皮がつるんと剥けやすくなります。
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- お湯を沸かし、切り込みを入れたトマトを10秒ほどさっと茹でます。皮がめくれてきたらすぐに引き上げ、氷水に入れて冷やします。
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- 冷えたトマトの皮を優しく剥き、キッチンペーパーで水気を拭き取っておきます。この一手間で、味がよくなじみます。
ステップ3:盛り付けと仕上げ
いよいよ最後の仕上げです。美しく盛り付けて、お客様を驚かせましょう!
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- 冷蔵庫で冷やし固めたコンソメジュレをフォークでクラッシュし、キラキラのジュレ状にします。
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- お皿にベビーリーフを敷き、湯むきした横島ミニトマトと、食べやすくちぎった生ハムをバランスよく盛り付けます。
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- 上からクラッシュしたコンソメジュレをたっぷりと散らし、仕上げに上質なオリーブオイルを回しかけ、粗挽きの黒こしょうを振れば完成です!

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いかがでしたでしょうか。横島ミニトマトが持つ「濃い甘み」と「爽やかな酸味」を、コンソメジュレが引き立てる、ちょっと特別な一皿。いつもの食卓が、まるでレストランのように華やかになりますよ。
このレシピの主役である、味が濃くて美味しい「横島ミニトマト」は、私たちのオンラインショップから直接お求めいただけます。ぜひ、タゾエファームの愛情が詰まった一粒で、この感動の味わいをお試しください。